仕事編


会社や自治体の教育制度で無料でキャリアアップ!失業中のわが身を助ける金策も掲載

No. アドバイス項目/節約効果(年)
1
会社に1時間早く出社して新聞を読む/52,596円

会社に早く出て会社の新聞を読む。家で一般紙を取っていれば、会社で日経新聞を読む。日経新聞はビジネスマンの常識といっても自宅で購読すると月額4,383円。これが節約できる上、早く家を出れば自宅の電気代などが節約でき、仕事の準備もできる。(1日146円、月4,383円、年52,596円)

2
自治体の技術専門校なら授業料はタダ/200,000円

情報処理、電気・電子関係、建築、機械から経理までさまざまな専門知識を学べる自治体の技術専門校。失業中の人しか利用できないと考えがちだが、そんなことはない。民間のスクールなどに通うと10万円、20万円もするコースが何とタダ。(1年コースとして1日556円、月16,667円、年20万円)

3
スクール受講料の4割が返ってくる!/200,000円

厚生労働省の「教育訓練給付制度」を利用すると、キャリアアップのために各種スクールを利用した場合、その受講料の4割まで、上限20万円までが返ってくる。50万円のコースなら、実質30万円の負担でOK。20万円のトク。(1年コースとして1日547円、月17,000円、年20万円)

4
自治体のセミナーで勉強する/50,000円

都道府県、市町村などでは各種の経営セミナーを開催しており、聴講は原則的に無料。新聞社などの何万円もするようなセミナーも、自治体主催ならタダ。10,000円相当のセミナーを年5回利用すれば50,000円のトク。(1日139円、月4,167円、年50,000円)

5
年配者は市町村の技能講習活用/10,000円

各地のシルバー人材センターではワープロ、パソコンなどの無料技能講習を実施している。民間なら数千円から数万円する講習をタダで受けることができる。(1万円のワープロ講習だと1日28円、月833円、年10,000円)

6
早く再就職先が決まれば「再就職手当」/177,450円

失業給付(失業手当)の給付期間を、3分の1かつ45日以上残して再就職した場合には、再就職手当が支給される。給付額は、残っている給付期間の10分の3(30%)×基本日額(5,915円が上限)。残日数が100日で、基本日額が上限の5,915円だと、100日×0.3(30%)×5,915円で177,450円。(その年だけでみれば1日493円、月14,788円、年177,450円)

7
退職時には有給休暇を買い上げてもらう/300,000円

退職するときに有給休暇が残っていれば、会社に買い上げてもらうことができる。たくさん残している人なら20万円、30万円になることも。ただし、会社に退職時の買い上げ制度がない場合には、事前に消化する。(その年だけでみれば1日833円、月25,000円、年30万円)

8
失業期間中は親の健康保険の扶養家族に/530,000円

失業したら国民健康保険に入る。ただし、まったく仕事がなく年収130万円以下の人なら、親の扶養家族になることができ国民健康保険料はかからない。東京都の場合最高では年間53万円。(1日1,472円、月44,167円、年53万円)

9
会社の教育制度をフル活用する/50,000円

各種のセミナーや講座などに無料で参加できたり、補助してくれたりする会社の教育制度。これをフル活用しない手はない。1回数千円程度のセミナーは自費で参加してもそう痛くないが、中には1日数万円するようなものもある。それが会社の制度を利用してタダで参加できるのであれば使わない手はない。(年1回50,000円のセミナーとして1日139円、月4,167円、年50,000円)

10
仕事や接待で遅くなったときは24時間サウナ/24,000円

最終電車に乗り遅れたときは、タクシーやカプセルホテルより24時間サウナが安くつく。カプセルホテルは4,000円程度するが、24時間サウナなら2,000円程度でOK。月1回としても2,000円の節約になる。(1日67円、月2,000円、年24,000円)

11
1社員持株会は究極の投資先/—

自社株を買っておけば、将来企業の業績が上がれば株価が大化けして、一躍億万長者も夢じゃない。それがモチベーションを高めてくれ、仕事が面白くなれば一石二鳥の効果。