毎日の買い物で、ついついムダ遣いをしてしまいます。 ムダ遣いをなくす方法があれば教えてください。

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今回、回答いただく先生は…

村井 英一 先生
(むらい えいいち)
プロフィール
  • スーパーには、商品を手に取りたくなる工夫があふれています
  • 事前に買うものをメモしておくとムダ遣いはなくなります
  • ガマンで節約をするのはストレスをためるだけ。ガマンをしない工夫が必要

田畑 香さん(32歳 専業主婦)のご相談

2~3年のうちに、マイホームを購入したいと思っています。さらに、将来の教育費のことも考えるとできるだけ節約しておきたいのですが、ついついムダ遣いをしてしまいます。ガマンをすればよいとはわかっているのですが、なかなかできません。簡単にムダ遣いをなくす方法があれば教えてください。

田畑 香さんのプロフィール

家族構成
家族 年間収入
ご相談者 田畑 香 さん
32歳(専業主婦)
夫 大輔 さん
33歳(会社員)
年収350万円
長男 侑人 さん
5歳(幼稚園)
長女 結衣 さん
2歳

買う物だけをメモに書いて行き、それ以外の物は見ない、買わない習慣を

1.スーパーにはムダ遣いをする誘惑があふれている

田畑様、こんにちは。今後のマイホーム購入や教育費のことを考えると、ムダな支出は抑えたいですね。でも、スーパーに行くと、ついつい使ってしまう。お手紙にも「スーパーに行くとついつい必要のないものまで買ってしまい、家に帰ってから落ち込む始末です」と書いてありますが、それも無理はありません。スーパーにはお客さんに、できるだけ多くのものを買ってもらうための工夫があふれているのです。その工夫を見てみましょう。

① カートを用意している
カートを使うと、商品の重さやボリュームを意識せず、ついつい商品を入れてしまいます。

② 値引きされた目玉商品を用意している
同じ商品が何種類も売られていますので、比較することで「お得感」を演出しています。

③ 目玉商品が毎日のように変わる
値引き期間が限定されることで、「今買わなければ」という切迫感を持たせます。

④ 関連するものを近くに置いておく
野菜売り場にドレッシング、精肉売り場に焼き肉のたれが置かれているなど、ついで買いをしてしまいます。

⑤ レジ近くに、手に取りやすい商品を置いておく
「もう買い物は終わり」と思うと、ムダ遣いに対するハードルが低くなります。

いかがでしょう。いずれも必要がなくても、ついつい商品を買い物かごに入れてしまいたくなる誘惑ばかりです。この誘惑をガマンで断ち切ろうと思っても、ストレスが溜まるばかりです。一時はガマンで乗り切っても、その後に衝動買いをしてしまうなど、かえって逆効果となりかねません。ガマンをしないでムダ遣いをなくす工夫が必要です。

2.ガマンをしないで、ムダ遣いをしないための方法

ガマンをしないでムダ遣いをやめる方法なんてあるのでしょうか。実は簡単で、とっておきの方法があります。
事前に買うものをメモに書いておく
これだけです。スーパーではメモを見ながら、書かれてあるものを買い物かごに入れ、そのままレジに向かいます。夕食の献立もスーパーで考えてはいけません。事前に決めておき、必要な材料をメモに書いておきます。
たったこれだけのことで、驚くほどムダ遣いはなくなり、節約ができます。それでいて、ストレスはそれほど溜まりません。ガマンをしていないからです。

スーパーでは陳列を見るのではなく、〝メモ〟を見ながら歩くようになります。メモに書かれているものを探すことに関心が向かい、周りを見ることが少なくなります。メモに書いてあるものを忘れていないかが心配で、余計なものを見る余裕もなくなります。そして、メモに書かれたものをすべてカゴに入れ終わったら、そのままレジに直行します。慣れているスーパーだったら、歩く経路に合わせてメモを書いておくのもよいでしょう。
そうすると、ムダ遣いはなくなります。メモに書いてあるもの以外を〝見ない〟ようになるからです。見ないのですからガマンすることもありませんし、衝動買いもありません。

3.忙しい人はムダな支出が少ない

このように、事前に買うものをメモしておいて、常に「必要なものだけを買う」という習慣を身に着けておくと、ムダなものを買わなくなります。
このやり方だと、「目玉商品が買えない」というデメリットはあります。目玉商品は常に変わりますので、保存のきく商品などは、見かけたときに買う方が安上がりになります。しかし、スーパーで売られている商品は高額のものではありません。「10%引き」とはいっても、200円のもので20円安くなっているにすぎません。いつも目玉商品を買って節約した気になっている人もいますが、「必要なものだけを買う」方が、節約の効果は高いでしょう。

実は、いつもこの方法を実践している人がいます。忙しい人です。仕事帰りにあわてて買い物をして、保育園にお迎えに行くなど、いつも急いでいる人は、じっくりとスーパーを見て回る余裕がありません。その結果、必要なものだけを買うようになります。多くの家計を見ていても、夫婦共働きなどで忙しい人ほどムダ遣いをしていません。けっしてガマンをして節約しているわけではなく、余計なものを見ていないので、欲しいとも思わないのです。

このことは、スーパーでの買い物に限りません。忙しい人は
見ない=関心を持たない=買いたいとも思わない
という傾向があります。それに対して時間に余裕があると
いろいろなものを見てしまう=関心を持つ=欲しくなる
というパターンに陥りがちです。節約するには、欲しくなったものをガマンしなければならないのですから、ストレスも溜まります。

忙しくない人でも、「メモに書いておく」方法を実践すれば、ストレスを溜めることなく節約ができます。さらにメモを見ながら買い物をすると、「時間の節約ができる」という副産物も得られます。


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