保険診断Q&A

節約・ライフプラン



■アドバイス

家計を支えている妻は、死亡保障を多めに準備、収入が少ないからこそ保障の確保はしっかりと

妻に万一のことがあっても遺族年金はナシ

家計を支えている梶本さんに万一のことがあったときのために、しっかりとした死亡保障を確保しておくことが重要です。忘れがちなのは妻が亡くなっても夫に遺族年金は支払われないということ。18歳未満の子がいる場合に支給される遺族基礎年金は、子のある妻か、両親ともいない子が対象で、夫に対しては支払われません。会社員の遺族厚生年金は、妻がなくなったときに夫の年齢が55歳以上の場合に60歳から支給されます。そのため子育て中で一番お金のかかる時期には受け取れないということになります。
現在、梶本さんが加入されているのは医療保障が中心の共済だけなので、死亡保障は何も無い状態です。できるだけ早く死亡保障を準備することが重要です。ご主人の仕事が見つかるまでの間は3000万円程度の保障を確保しておきましょう。
オリックス生命のダイレクト定期保険では、死亡保障3000万円、保障期間5年の場合、毎月の保険料は3780円です。

家計が厳しいときは掛け捨て保険を活用しましょう

ご主人の保障ですが、現在の家計は梶本さんが支えているとはいえ小さいお子さんを抱えていますので、大きめの保障を確保しておくことが大事でしょう。フリーターで国民年金のみの加入のため、万一のときには遺族基礎年金が年間100万円程度だけです。生命保険で2000万円程度は準備しておきたいところです。
現在加入されているのは変額終身保険。支払った保険料を株式や投資信託などで自分で運用していき、運用の良し悪しによって保険金額が変わっていく保険です。基本保険金500万円に加入していますが、運用がうまくいけば死亡保険金が増えます。運用状況が悪かった場合、死亡や高度障害に限っては基本保険金額500万円が最低保証されていますが、途中で解約した場合にはその保証はなく解約返戻金が減る可能性があります。



現在のような低金利のときには、一般的な終身保険は利息があまり期待できないので保険料が割高になっています。それに比べてこの変額終身保険は、株式や投信などで運用していくため大きく増える可能性があるため保険料が割安に設定されているというメリットがあります。

しかし、梶本さんの家庭では現在家計が厳しい状況です。割安な掛金で大きな保障を得られる定期保険で準備することをおすすめします。
オリックス生命のダイレクト定期保険では、死亡保障2000万円、保険期間10年の場合、毎月の保険料は3220円です。


保険料を2800円節約しながらも、十分な保障を確保することができました。

医療保障はご夫婦とも共済で準備されており、掛金1600円で入院1日6000円の保障が確保できているので十分でしょう。将来的には60歳で保障が切れるので、家計が落ち着いたら終身医療保険の切り替えを検討してみましょう。


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