保険診断Q&A

節約・ライフプラン



■アドバイス
会社のグループ保険のメリットを最大限活用しましょう

最近は、いろいろな保険が発売されているので、どのような保険を選べばよいか悩んでしまいますね。まずは、菊地さんのご家庭に必要な保障を考えて見ましょう。

先ず大黒柱に大きな保障 その後は生活に変化があったらその都度見直しを

菊地さんのご家庭の場合、今はご主人の収入が頼りであること、お住まいが賃貸であること、お子様がまだ小さいことなどから考えて、大きな死亡保障と医療保障を優先に準備するのが望ましいですね。
死亡保障の目安としては、会社員・専業主婦・子供2人のご家庭で、賃貸住まいの場合には約4000万円、医療保障は入院日額5000円です。現在、ご主人が加入している保障は、死亡保障3000万円と入院日額5000円の医療保障ですので、できればまなみさんが再就職されるまで、ご主人の死亡保障を1000万円上乗せされることをおすすめします。会社のグループ保険は保険料も割安になっていますし、1年更新で見直しもしやすいので、グループ保険を増額されてはいかがでしょうか。その後はまなみさんが仕事を始めたとき、マイホームを購入したときなど、生活に変化があった場合に保険も見直していくのが理想です。特に大きな変化がない場合も、年月が経過すればその分の生活保障は減少していきますので、3年ごと、5年ごとなど、ある程度期間がたったら見直していくようにしましょう。

医療保険は加入済み保険の医療特約も確認して

次に、菊池さんは終身の医療保険に興味があるということですが、たしかに年齢が高くなるほど病気の心配が増すので、一生涯の保障があることは安心ですね。最近は死亡保障や解約返戻金を少なくし、保険料を割安にした終身医療保険も通販で販売されていますので、若くて保険料の安いうちに加入しておくのも1つの方法です。
ただ、現在ご加入の定期付終身保険、終身保険には医療特約がついており、それらは80歳まで継続することができます。80歳まではその医療特約でカバーし、その後は貯蓄でまかなっていく方法もあります。
これから支払う保険料の総額や給付金が支払われる条件(何日目の入院から、最高何日まで給付金が支払われるか)などを比較して検討してみてください。何歳まで生きるのか?という不確定なものがあるので、どちらがトクか一概には言えませんが、保険は安心を買うという意味もありますので、一番不安な点をカバーできるものを選ぶことが大切です。


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