節約・ライフプラン

節約・ライフプラン
■ 予算・ライフスタイルで選ぶクルマ塾

 ▲ INDEX
●落ち着ける空間を持ったクルマで運転していてもくつろげますか? 2004.12

相談者
55歳・男性。
ワンボックスから落ち着ける車に乗り替えたい
予算400万円

これまでは家族で出かける事も多く、体格の大きな息子の事も考えてワンボックスを乗り継いでいました。その息子も来春就職のため家を離れます。そうなると、クルマで出かけるのは夫婦二人でということなり、大きなクルマを持つ意味はなくなります。これを機に、夫婦二人で、ゆっくりとくつろげる空間を持ったセダンに乗り換えようと思っています。最近は内装に力を入れているクルマが増えていると聞きますが、どんなのがあるのでしょうか?


●上級セダンが続々登場、シートに座って確かめましょう

▼やはり「いつかはクラウン」?

最近同じような相談を受けるケースが増えてきました。
子離れしたらトラッドなセダンに乗りたい、ということなんでしょう。自動車メーカーも意識しているらしく、昨年あたりから上級セダンのニューモデルを続々登場させています。その代表格がトヨタ・クラウン。「いつかはクラウン」は50歳代以上のユーザーだと心に響く宣伝文句かもしれません。実際、クラウンのハンドルを握ると、妙に納得します。車両感覚が掴みやすく、インテリアはコテコテでなく適度に上質。今までのクラウンと違い、高速走行性能もベンツやBMWのようにシャッキリしてます。同じ世代の人達をリアシートにお招きしてのドライブだって余裕タップリ。

▼走りを楽しむなら日産フーガ

クラウンのライバルであるセドリック改め日産フーガも面白い狙い目。質感を追求したクラウンと異なり、日産らしく「楽しい走りの味」を重視しています。ハンドルを握っていて本当に楽しいです。例えばゴルフの帰りをイメージして下さい。クラウンの場合「ゆっくり休みながら帰る」ことを重視。かたやフーガは「運転も楽しみながら帰って欲しい」。クルマ好きならフーガを。できれば誰かに運転してもらって帰りたい、というタイプの人ならクラウンをすすめておきましょう。どちらも安全性に代表される基本スペックは世界トップクラス。御予算次第で最先端の電子制御装置(渋滞でも先行車に自動追随するクルーズコントロールなど)も装着可能。

▼2.5リッタークラスにもオススメの車

この2車だと少し大きい、と感じる人もいるかもしれない(御予算的にも400万円を越えてしまう)。だったら2.5リッター級のセダンはいかがろう? 売れ筋モデルのトヨタ・マークXなら、2.5リッターのV型6気筒エンジンを搭載するフル装備グレードで245万7千円。ボディサイズもクラウンより一回り小さく、気軽に運転できます。ATは最新の6速タイプ。街中で力強く、高速に入れば静粛なクルージングを楽しめることだろう。マークXの対抗馬は日産ティアナ。2.3リッターのV型6気筒エンジン搭載車で、マークXよりリーズナブルな236万2500円(ATは4速)。オシャレなインテリアが好評。

▼雪道を走るならスバルレガシイB4

雪道も走ってみたい、という人ならスバル・レガシィB4がピッタリ。世界トップクラスの雪道走行性能を持つため、スタッドレスタイヤさえ履けば行動範囲は大幅に広がります。2リッターエンジン搭載車だと241.5万円。クルマ通から熱烈に支持されているターボエンジン搭載モデルで294万円というラインナップ。レガシィのインテリアは豪華というよりシンプル。ドイツ車のような雰囲気で、これまた快適です。自分へのご褒美と考え、輸入車に一度乗ってみるのもいいかもしれません。北欧家具をイメージするインテリアのボルボS40は(2.4リッター5気筒)、フル装備で346,5万円。大きさもマークXより一回り小さく、手頃です。


トヨタ クラウン http://toyota.jp/
トヨタ マークX http://toyota.jp/
スバル レガシィB4 http://www.subaru.co.jp/legacy/b4/
ボルボ S40 http://www.volvocars.co.jp/Showroom/S40/


▲ INDEX


Copyright(C) NTT IF Corporation