節約・ライフプラン

節約・ライフプラン
■ 予算・ライフスタイルで選ぶクルマ塾

 ▲ INDEX
●趣味の模型飛行機を積める、できるだけ荷室が広い小さなクルマ 2004.2

相談者
42歳・男性。

中学生の息子と一緒に模型飛行機を飛ばすのが楽しみ

予算150万円

模型飛行機が趣味です。最近は、中学生の息子も興味を持って、週末には河川敷で仲間や息子と充実した時間を過ごせるようになってきました。家族のクルマは中型のセダンが有りますが、このクルマだと模型飛行機を運ぶのはかなり無理を強いられます。幸いにして我が家は元農家で広い庭が有り、駐車スペースには困りません。息子と一緒に妻を説得し、維持費が安いクルマをもう一台購入して、模型飛行機を飛ばしに行くための「趣味のためのクルマ」を持たせてもらうことになりました。
二人で相談した理想は、荷室が大きくて背が高く、工具やパーツを整理できる棚やボックスをサイドに取り付け、荷室を何段かの棚で分割して複数の機体を格納できる移動格納庫。シートは2名分有れば大丈夫。秘密基地を作れるようなクルマ、有りますか?


●ダイハツのタントが一番のオススメ

▼軽自動車なら維持費が普通車の半額

維持費の安さを考えればやっぱり軽自動車ですね。1500の普通車になると年間の自動車税3万4500円。その他、重量税や自賠責&任意保険などトータルしたなら、ガソリン代を除く年間のランニングコストだけで15万円くらいになってしまいます。一方軽自動車は嬉しいほどリーズナブル。自動車税は5ナンバーの乗用車登録で年間7200円。4ナンバー登録の商用車であれば、年間4千円で済んでしまうから驚きますね。保険類や重量税、車検まで含め、普通車の半分以下。仮に年間7万2千円掛かるとしても、月当たり6千円ということ。これならセカンドカーとして考えたって、何とかなりそうな気がしてくるのではないでしょうか。

▼荷物をガンガン積むなら軽の1BOX

さて、軽自動車にも様々なタイプがありますが”大きな遊び道具を運ぶ”という場合、広い室内空間を必要とします。といった点から考えると、筆頭候補は軽の1BOXカー。カタログを見れば解りますが、フラットなラゲッジスペースの奥行きだけで1,8m前後にも達し、ラジコンを積むのに十分なサイズを持っています。ラジコンの場合、最も大きいのは主翼。ウィングスパン1.8m級の機体だって積めてしまうということ(もっと大きなラジコンを買える財力あれば、思い切ってクルマも大きいのにしちゃいましょう!)。現在使っている中型セダンより一回り大きな機体だって大丈夫。翼のように軽いパーツは、天井から釣ってもいいですね。

遊び専用車のオイシイところは、倉庫代わりに使える点。飛行機なら2機が運べ、さらにスペアパーツや工具までしっかり積めます。セダンだと遊びに行くたびに機体や工具を載せたり下ろしたりしなければなりません。でもラジコン専用車を確保しておくと、そのまま遊びに行けてしまいます。これが最大の魅力ですね。実際、広いラゲッジスペースに棚やラックを付け、軽1BOXカーをラジコン専用車として使っている方は少なくないようです。ラジコンだけでなく、一台荷物を運べるクルマがあれば何かと便利。ガーデニング用の大きな材料や、大型の家電製品だって軽く飲み込みます。奥様の趣味と重なればさらにメリット大。

▼乗り心地も考慮すればダイハツのタント

普段も買い物などの足に使うというケースだと、ダイハツのタントなどいかがでしょうか。軽の乗用車で最大の室内スペースを持っており、これまたウィングスパン1.8m級のラジコン飛行機だって積めます。面白いことに同じ金額なら、軽1BOXカーと比べ乗り心地や、ハンドリング、動力性能でタントが勝っています(軽1BOXカーは意外に高い)。御予算も諸費用を含めた総支払額で150万円に収まると思います。軽自動車以外の商用車(バン)を買うという手もありますけれど、遊びの足として考えると少々無骨すぎるかもしれません。ということでおすすめはタントか軽1BOXカー。ぜひ実車をチェックしてください。

ダイハツ タント http://www.daihatsu.co.jp/index_f.htm


▲ INDEX


Copyright(C) NTT IF Corporation