節約・ライフプラン

節約・ライフプラン

7 損害保険

火災保険・地震保険について

自動車保険について

傷害保険について

賠償責任保険について

積立損害保険

加藤惠子 先生

執筆:加藤惠子(ファイナンシャルプランナー)CFP®

株式会社ケイプラネット代表取締役。ファイナンシャル・プランナー(CFP)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。DCプランナー。上級モーゲージプランナー。千葉経済大学短期大学部非常勤講師(保険論担当)。
現在、NHK文化センターなどのカルチャースクールでマネー講座を、また、企業内でライフプランセミナー、証券会社や各地商工会議所等でマネー関係のセミナーを行っている。
また、明海大学、千葉経済大学短期大学部においては、FP資格取得を目指した学生のための講座を担当。
主な著書に、『エルダー世代を幸せにする 夫婦で考える保険』(ビジネス教育出版社)、その他共著として、『日経 金融商品の選び方」(日本経済新聞社)、『ライフプランがあなたの資産を殖やす』(日本経済新聞社)、『FPの知恵袋』(BKC)、『FP必携用語辞典』(日本法令)。

 筆者からのコメント

金融商品の自由化に伴い、保険の分野、損害保険においても最近は新しい商品が次々に発売されています。保険という商品は、保障が厚ければ厚いほど、条件が良ければ良いほど保険料が高くなる、つまり保障内容と保険料は比例していきます。保障内容をできるだけ必要最小限に絞った保険料が安い商品と、至れり尽くせりの内容で保険料は高めの商品との二極化が進んでいると言えるでしょう。又、どこの保険会社で加入しても商品はほとんど同じであった時代は終わり、現在は保障内容のラインアップは各保険会社によって様々です。契約者は、自分の欲しい保障内容を明確にして商品を選ぶという手順が必要になってきています。

自動車保険においては、リスク細分型の商品が増えています。契約者の一律ではない状況・危険度を考慮して保険料を算出するということは、ある意味公平性があるといえるでしょう。同時に、アシスタンスに重きを置いた商品も見られるようになりました。保険に加入しさえすれば安心ということではなく、いざというときに本当に役に立つものという観点で商品が作られるようになってきました。

火災保険は、保険金の支払条件が緩和されたり、支払われる範囲の広い商品が新しく見られます。地震保険料控除の創設も決まり、地震保険の加入率は今後増えていくものと思われます。

傷害保険は、第三分野の商品として生命保険会社でも販売されるようになりました。保険料は医療保険よりずっと安いので、人にかかわる保険として、今後上手に利用していくことが望まれます。又、賠償責任保険は、世の中の変化に伴い今後ますますニーズは増えるでしょう。

契約の際の実務面でいえば、保険料のキャッシュレス化が一段と進んでいます。代理店が保険料を集金するのが当たり前だった時代は終わり、月払い・一時払いにかかわらず口座振替が主流になりつつあります。又、契約者・保険会社・代理店の関係も時代とともに変わりつつあり、お互いがお互いを選ぶ時代が来ています。

家庭の財政学