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●社会人になったら、社会保険に必ず入るのですか?
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働いている人は年金や健康保険などの制度に加入することになります。
社会保険は、被保険者とその家族の生活の保障を目的とした強制加入の保険制度です。これを保障制度の中心にしている国が多いのですが、日本の場合その中身の主なものとして、医療保険、年金保険、雇用保険、労災保険、そして平成12年4月からは、介護保険が加わりました。
法律で加入を義務付けられた法人や個人経営の事業所に勤務する会社員は通 常、各々の保険全部に加入することになりますが、アルバイトや自分でお店などをやっているいわゆる自営業の方は、全ての保険に加入できない場合がでてきます。
≪働き方で違う社会保険の入り方≫
■医療保険
・政府管掌健康保険 → 会社員
・組合管掌健康保険 → 会社員
・船員保険 → 船員
・共済組合保険 → 公務員、私立学校の教職員など
・国民健康保険 → 自営業、アルバイトなど会社の
保険に加入できない人
■年金保険
・国民年金 → 自営業、アルバイトなど会社の
保険に加入できない人
・厚生年金 → 会社員
・共済組合 → 公務員、私立学校の教職員など
■介護保険
・40歳以上の人は全員加入
■雇用保険
・会社の正社員は加入。アルバイトやパートでも一定の条件を
満たせば加入可
■労災保険
・アルバイトやパートでなどを問わず、勤めていれば全員加入する
ことになっている。ただし,保険料は全額事業主負担なので、
給料から引かれることがなく、入っているかどうかわからない事
もあります。
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●財形貯蓄の仕組みを教えて下さい。
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財形貯蓄には貯める目的別に、一般・住宅・年金の3種類があります。
1972年に、勤労者の計画的な財産形成促進を目的とする財形制度が始まりました。この制度は,貯蓄制度と融資制度からできていますが、貯蓄制度は一般 財形・財形住宅・財形年金の3種類から選んで積み立てていきます。一般 財形貯蓄に非課税特典はありませんが、財形住宅と財形年金には合わせて550万まで、利息が非課税になるメリットがあります。その上、ライフプラン上の三大資金である住宅資金・教育資金・老後資金を応援してくれる融資制度もありますから、マイホームの頭金などを用意するときは使える制度です。
しかし、この制度は給与天引きによる積み立てですから、お勤めしている会社がこの制度を設けてくれないと利用できません。また、会社役員、自営業の方や農業の方などは、残念ながら利用できないことになっています。
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●社会人になったら、生命保険には入るべきでしょうか。
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高額の死亡保障よりも、病気やけがに備えた医療保険には加入しておいたほうが安心。
ご両親を扶養されている場合を除き、自分が亡くなった後に困る人がいない場合は、高額の死亡保障は要りません。生命保険は、自分が亡くなった場合に、残された人が生活に困る分だけ加入すべきものだからです。
そして、現在すでに貯蓄が年収分くらいある場合は、病気やケガに備える医療保険に加入する程度で良いでしょう。ただし、自分以外の人の生活を支えていないとしても、貯蓄がまったくない場合は、亡くなった後まで両親にお葬式代などの負担をかけさせないためにも、300〜500万円程度の死亡保障は確保しておくべきでしょう。医療保障とともに、病気やけがに備えた医療保障も1日5000円程度は確保しておきましょう。
最近は、300〜500万円程度の死亡保障と1日5000円から7000円程度の医療保障がセットされ、しかも保険料が手頃なセット保険が発売されています。こうした保険は、通 信販売で加入できるものが多いので、マネー雑誌の保険特集などを参考にして、比較検討してみると良いでしょう。
そして生命保険は、ライフスタイルの変化に応じて見直すものですから、将来的に結婚したり、お子さんが生まれた時点で、奥様やお子さんに対して死亡保障の必要性が出てきます。守るべき人ができた時点で、死亡保障を増額する方法を考えましょう。その際も医療保障については、継続して確保しておく必要があるでしょう。
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●保険の種類としくみがわかりません。
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終身保険・養老保険・定期保険の3種類をまずは理解しましょう。
生命保険は実にいろいろな商品が販売されていますので、仕組みを理解するのが難しいという方も多いでしょう。そこで、生命保険のごく基本的な知識をいくつかご紹介しましょう。
まず保険の種類ですが、死亡保障から見た場合、終身保険・養老保険・定期保険の3種類に分けることができます。終身保険は保障が一生涯続く、つまり何歳でなくなっても必ずもらえる保険、生きて満期を迎えたら満期保険金がもらえる養老保険(満期前に亡くなったときは,満期金と同額の死亡保険金のあるのが普通 )、定期保険は保険期間内に死亡した場合に保険金が受取れる、掛捨てタイプの保険です。
また生命保険は、主契約と特約とに区別されます。ベースである死亡保障を終身・養老・定期のいずれかにして、これを主契約とします。そこに医療保障などの特約を付けて、一つの保険商品に仕立てます。特約には,災害割増特約、傷害特約、入院特約、成人病特約、女性医療特約、リビングニーズ特約などがあります。例えば『定期付き終身保険』などはちょっとわかりにくいのですが、終身保険を主契約とし、定期保険を特約として付けたものです。さらに、災害割増特約や入院特約などの各種特約類が付加されているのが一般 です。
最近は、単体の医療保険やガン保険といった商品も増えており、自由化によって生命保険と損害保険の垣根が低くなってくると、保険商品はますます多様化してくることでしょう。
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●保険証券の見方のポイントを教えて下さい。
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主規約と特約の保険金額、保険期間を必ずチェックしましょう。
大事なことは、主契約が何で、特約が何か、それらの保険期間はいつまでかということです。さらに、どういう状態になるといくら保険金や給付金が受取れるのかも確認しましょう。保険証券を良く見ると必ず書いてありますが、どうしても分からない場合は、保険会社に証書番号を伝えて問い合わせると、教えてくれます。
でもやっぱり自分でチェックしたい…という方のために、かなり多くの方が入っている『定期付き終身保険』を例にあげてご紹介しましょう。まず死亡保障からです。
・死亡保険金は
1.何歳まで
2.どういうことで死亡したら
3.いくら支払われるか
※定期付き終身の場合は、ある年齢からは死亡保障が終身部分
だけになっているので注意。
≪次に保障の内訳です≫
・主たる保険契約(主契約)
1.終身保険部分の死亡保険金額はいくらか
2.保険期間はいつまで(終身と書いてあるはず)
3.保険料の支払いはいつまでか
・定期保険特約(特約)
1.死亡保険金額はいくらか
2.保険期間(ここで自動更新と書いてあると,保険期間が終了
して自動更新されると保険料が上がります)
・その他特約 /例えば疾病入院特約なら
1.入院給付日額が何日目からいくら出るか
2.何歳まで保障されるか
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●保険のパンフレットに『詳しくは約款をお読みください』 とありますが、約款とは何ですか。
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保険金が支払われるケースと支払われないケースをきちんとチェックしておきましょう。
約款とは、生命保険契約における保険会社・契約者間の権利と義務を規定している文書です。具体的には,契約から保険金支払までの取り決めについて書かれていますが、その中で特に契約者にとって大事な部分を抜粋してわかりやすく書き換えたものを「契約のしおり」と呼んでいます。
これは,保険契約の前に手渡すことが義務付けられているものですから、保険商品の説明に納得できないときなどは、じっくり読んでから契約締結なさるのが良いでしょう。例えば最近の例としては、阪神大震災で保険金が支払われなかったケースなども話題になっていますので、「保険金や給付金が支払われない場合」などの項目は、特にきちんとチェックしておく必要があります。勧められるままに契約した保険が結局は使えなかったという悔いを残さないためにも、せめて『契約のしおり』くらいは目を通 したいものです。
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